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過ち?始まり?

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「う…ん…」


部屋に陽が差し込む部屋


初夏の季節、素肌にシーツが気持ち良くて寝返りを打つとふと目が覚めた



あれ…?



目が覚めた場所は知らない場所だった


慌てて起き上がりと、腰に誰かの腕が回されたのに気づいた


「えっ!!」


視線を下ろすと、一人の男性が私に巻きつき顔を上げた


「何…もう起きるのか?」


気怠く髪をかき上げる男性…



も…望月部長っ!!



私に腕を巻きつけたのは同じ会社の上司、望月拓実もちづきたくみだった



どうして、部長と一緒にベッドに居るの?



訳が分からないでいると、ベッドの下に落ちいる服に気づく




わ…私の服に…部長の物らしいシャツとズボン…そして、私の下着に…部長の…


ちょっと待って!

思い出さなきゃ!

昨日、何があった?




私は必死に昨日を思い出す



昨日は、彼氏に浮気され一人でバーでやけになって呑んでいたところに部長が現れて…



昨日の記憶が一気に蘇る



現れた部長に…


私…泣きついて慰めて下さいっ…それから…



私は散らかった二人の衣類を見る



で、部長と…


ありえない!

よりによって、同じ会社の上司としちゃうなんて!!



「星野?」


悶絶する私の腰から手を離して部長も上体を起こした


「…あの私」


何と言っていいか分からず、口を噤むつぐと部長の切れ長の目、程よい厚みの唇が私に近づき唇が重なった



あ……



昨日、何度も重なった唇


部長のキスを身体が覚えていて、絡める舌が身も心も溶かしそうになる



昨日…このキスが好きと思ったんだった


ううん。キスだけじゃなくて、部長に触れられるところ全てが気持ちよくて今までで一番良かったかもしれない



濃厚なキスが終わるとお互い見つめ合った



「星野」


「はい…」


うっとりとした表情のままでいると、部長は言葉を続けた


「星野の傷が癒えるまで俺と付き合わないか?」


「え…?」



今、付き合うって言った?



目を大きく開く私に対して部長は真面目な表情で


「星野が次の恋愛に進めるまで俺が傍にいてやる。そして、星野に好きな相手が見つかったら別れる。どうだ?」



どうだって言われても…



突然の部長の提案に戸惑ってしまう


「考えてみてくれ」


部長は私の頭を撫でた



星野咲良ほしのさくら、25歳


彼氏に浮気された私に救いの手が現れた?


それも、仕事ができると誰からも頼られ、女性社員からの熱い視線を投げられる部長に