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キッチンを借りて食べ終わった重箱を洗っている間に社長はコーヒーの用意をしてくれた


デザートのケーキはソファで食べることになり私と社長は並んで腰をかける


早速コーヒーを一口飲んだ



社長にコーヒーを淹れてもらえるなんて、信じられない!



いつも会社で社長にコーヒーを淹れている私にとって社長がコーヒーを淹れてくれたりケーキを皿の上に乗せてくれることは今までにないことだったので凄く新鮮に感じた


「あ、そうだ三木、これを渡しておく」


社長は財布にからお金を取り出すと私に渡した


「え…?」


「お弁当のお礼」


社長が私に渡したのは一万円札三枚だった


「こ、こんなに貰えません!」



お弁当代に三万円は多過ぎる



「いいから。弁当箱も用意してくれて材料費だって馬鹿にならないだろ?これからは毎月礼をさせてくれ」


「でも…」


それでもやっぱり三万円は多過ぎて躊躇っていると


「それにな三木の弁当が美味くて、途中やっぱり材料費がかかるから作りたくないって言われたくないんだ」


社長が少し照れて言ってくるので、気は引けるけど言われてた言葉が嬉しくて社長からお金を受け取ることにした


「ありがとうございます。有難くいただきます。でも、来月からはこんなにいりませんからね」


「あー分かった」


お金を財布に入れると再びフォークを持ってケーキを食べ始めた


「それにしても、この部屋とても高いですよね。夜は窓の景色が凄そうです」


改めて窓の外を見て思った



きっと夜は夜景が綺麗なんだろうな



「だったら、今日どんな景色か見て帰るといい」


「え、いいんですか?」



夜まで社長と一緒に居られるの?



「勿論いいに決まっているだろ。あーでもその前に夕飯をどうするかだな?」


社長は社長と夜まで居れることが嬉しい私に気づかずに夕ご飯のことを考えている


「そうだ、今日はデリバリーにするか。それでいいか三木」


「あ、はい」


頷くと社長はタブレットを持ってきて、デリバリーのお店を検索した


「三木は何がいい?」


「そうですね」


二人でタブレットを覗き込む



あ…社長が近い



タブレットを二人で覗き込むと距離がグッと縮まり、鼓動が早くなる


「三木、これはどう…」


不意に社長が振り向き視線が重なる



あ…



社長と視線を合わせたまま動けないでいると社長はそのまま唇を重ねた


「んっ…」


社長からの口付けに胸が熱くなる



社長からなんて、嬉しい…



目を閉じて口付けを受け止めていると、社長の舌が唇を割って口内へと進入し私の舌に絡め始めた


絡める舌の動きが早くなるのと同時に身体が徐々に熱くなる


「ふっ…」


重なる唇の隙間から熱い息が漏れ、濃厚な口付けに目眩を起こしそうだった



激しい…



力が抜けていく身体を支える為に社長の胸にしがみつくと社長は私の身体を両手で支え、唇を重ねたままゆっくりと私の身体を倒した