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ぎゅっとして?

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部長の言葉が嬉しかった


会社でも必要最低限の事しか話さなかったから、私のこと大して見てないと思ってた


そこは、やっぱり上司で部下のことは見ているんだなって感心した



部長が上司で良かったかも



お風呂も入った私は部長がお風呂から上がるのをソファに座って待っていた



今日も、きっと同じベッドで寝るんだよね



考えただけで胸がドキドキする


変に意識をしないようにテレビを観ていると部長がリビングに入ってきた


「待たせたな。そろそろ寝ようか」


「はい」


明日も仕事の私たちは、早々とベッドに入ることにした


昨日の私なら少なからず部長と一緒に寝るのは避けていた筈だけど、今日は違った


部長に甘えたい


そんな風に思えて一緒に寝ることに躊躇いは無かった


だから、ベッドに入ると自分から部長に擦り寄った


「星野?」


部長は少し驚いていたがそんなのお構いなしで二人の距離を縮める


「部長…ぎゅっとしてください」


「ん、分かった」


部長にお願いをすると抱きしめてくれた


だけど、それだけじゃ物足りなくて


「キスもしてください」


部長を見つめると部長は微笑み


「キスだけでいいのか?」


私の唇を親指でなぞる



いや…キスだけじゃいや


その指で私に触れてください



私は首を左右に振って抱きつくと、部長が私の腕を解いて組み敷きにした


「明日は仕事だし止めよう思っていたけど、そんな可愛いこと言われたら我慢できないな」


部長は苦笑すると口づけを落とした



そういえば、意識がはっきりしている時に肌を重ねるのは今日が初めてになる



この間は記憶が途切れてしまっているところがあるから今日は全部を覚えておきたい


部長の唇、指が私の身体をなぞり素肌が露わになっていく


「んっ…あ…あっ…」


我慢していた声も我慢できなくなる


「声、聞かせて。星野の声色っぽくて好きなんだけど」


「そんな…」



余計に恥ずかしくて出せない



口を閉じ声が出ないようにすると部長が悪戯な笑みを浮かべた


「口を閉じても無駄だと思うけど」


「え?どういう…あっ!」


言葉の意味を訊く前には私の膝は大きく開かれ部長の舌が最も敏感な部分に触れた


「あっ、あん…やっ…ダ…メ…」


ビクッビクッ嫌でも身体が反応する



恥ずかしい、でも気持ちいい



部長の言った通り声なんて我慢できない


「あっ…あん…あんっ…あ…」


熱くなる身体は貪欲に部長を欲しがる


「部長…もっと…あんっ…」


私の声を聞いた部長が顔を上げるとその顔は欲情していて


「星野、俺が欲しいか?」


と問われて素直に頷くと「素直でよろしい」笑みを浮かべた部長は私に身を沈めていく


「あぁっ!!」


大きく揺さぶられ、一気に思考能力が失われていく


「部長…激しい…」


「悪い…手加減できそうにない」


部長も私と同じように快楽に溺れていくのが分かる


「あぁっ…部長…もう…」


もう限界だった


部長にしがみ付くと


「いくぞ、星野」


そう言って更に身体は激しく揺さぶられ


「あぁ────っ!!」



頭の中で光が弾け飛んで真っ白になってしまった