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ソファに倒されると私は社長の広い背中に腕をまわした


リビングに響くリップ音が私を高揚させる


こんなに蕩けるような気持ちのいい口付けは初めてだった


長い口付けが終わると熱い視線が社長から向けられる


「社長…」


「ん?」


社長は返事をしながら私の頭を撫で額にキスをする


「社長のこと、颯真さんって呼んでもいいですか?」



付き合ってから毎日、社長のことを名前で呼びたかった



社長は、キスを止めると目を細め


「あー、いいよ」


そう言って微笑んでくれたので私は嬉しくて颯真さんを抱きしめた


「颯真さんも、私のこと名前で呼んでください」


颯真さんの耳元で囁くと、今度は颯真さんが私の耳元に唇を寄せ


「綾花」


息がかかる距離で囁かれ、胸がギューと締め付けられた


私は耐えられなくなって颯真さんを再び抱き締めると


「あ、綾花、苦しい!」


嬉しさのあまり力が入りすぎてしまっていた


「わぁ!ご、ごめんなさい!」


慌てて腕を解くと、颯真さんはクスッと笑ってキスをした


「そんなに嬉しかったか?」


「っ!!」


そんなハッキリ言い当てられると羞恥で顔が真っ赤になってしまう


「可愛いな、綾花は」



か、可愛い!!


颯真さんから『可愛い』なんて!


嬉しすぎて、もうここで気絶してもいいですか?



今日は嬉しいことがあり過ぎて、倒れそうだった


「綾花、起きれるか?」


ソファで倒れたままになっている私を颯真さんが優しく起こしてくれる


「ありがとうございます」


乱れた髪を整え座り直すとテーブルに置いてあったタブレットが目に入った


「そう言えば、デリバリー選んでいる最中でしたね」


「そうだったな」


キスに夢中になってしまっていた私たちはお互い顔を合わせて笑った